政府は2026年4月29日付で、春の叙勲受章者を正式に発表した。今回の叙勲では、最高位である旭日大綬章に、元総務大臣の佐藤勉氏(73歳)や元文部科学大臣の中川正春氏(75歳)、元和歌山県知事の仁坂吉伸氏(75歳)など10人が選ばれた。また、マンガ家の里中満智子さん(78歳)や、アニメ「機動戦士ガンダム」の生みの親として知られるアニメーション映画監督の富野由悠季氏(本名・富野喜幸、84歳)には、旭日中綬章が授与されることが決定した。
受章者の内訳と特徴
今回の叙勲における受章者は、旭日章が853人、瑞宝章が3022人で、合計3875人にのぼる。このうち女性は445人で、全体の11.5パーセントを占め、現在の栄典制度が始まった2003年以降で最も高い割合となった。また、民間出身者は1837人で、全体の47.4パーセントを占めている。
旭日大綬章の受章者には、前述の佐藤勉氏、中川正春氏、仁坂吉伸氏に加え、元復興大臣の今村雅弘氏(79歳)、根本匠氏(75歳)、吉野正芳氏(77歳)、元沖縄北方担当大臣の衛藤晟一氏(78歳)、福井照氏(72歳)、元最高裁判事の草野耕一氏(71歳)、前茨城県知事の橋本昌氏(80歳)が名を連ねている。一方、瑞宝大綬章は、前内閣法制局長官の近藤正春氏(70歳)に授与されることが決まった。
授与式の日程
大綬章の授与式は、5月12日に皇居で天皇陛下から直接授与される予定である。今回の叙勲は、各界で功績を残した人々を広く顕彰するものとなっている。



