FIFAのジャンニ・インファンティノ会長は10日、2026年に北中米3カ国で開催されるワールドカップの開幕を前に、メキシコ市で記者会見を開いた。同会長は、48チームに出場枠が拡大された今回の大会について「人類史上最大のイベントになるだろう。喜び、祝福、幸福の瞬間だ」と述べ、その意義を強調した。
イラン出場への道筋
開催国の米国と軍事的緊張が続くイランが、出場の方向にこぎ着けたことに関して、インファンティノ会長は「大変喜ばしい。この状況で、他に誰がイランの出場を実現できただろうか」と述べ、FIFAの外交的努力をアピールした。同会長は、サッカーが政治を超える力を持つことを示す事例として、イランの参加を評価した。
ビザ問題への対応
一方、ソマリア人審判員が米国への入国を拒否されるなど、ビザ(査証)に関する問題が発生していることについては、「彼に起きたことは残念だった。常に解決策を探そうと努めているが、時にはうまくいかないこともある」と理解を求めた。FIFAは米国政府と協議を続け、審判員や関係者の円滑な入国を目指していると説明した。
2026年大会は、米国、カナダ、メキシコの3カ国で初めて共催される。試合数や会場の詳細は今後発表される予定で、FIFAは大会成功に向けて準備を進めている。



