ラグビーの20歳以下代表による世界大会「ワールドラグビー・ジュニアワールドチャンピオンシップ(JWC)」が、ジョージアで6月27日から7月18日まで開催される。この大会にU20日本代表として出場する静岡ブルーレヴズの本山佳龍選手(19)が11日、磐田市内で報道陣の取材に応じ、強豪国との連戦に向けた決意を表明した。
「世代を代表する責任」と意気込み
本山選手は「世代を代表する責任がある。一戦一戦しっかり勝ちにいくことを目指す」と力強く語った。JWCでは16カ国が4組に分かれてプール戦(1次リーグ)を戦い、日本はB組でニュージーランド、イタリア、スコットランドと対戦する。中4日で5試合を戦う過酷な日程は、成長著しいホープにとって貴重な経験となる。
体格を生かしたプレーが魅力
本山選手はフォワード最前列の右プロップを務め、スクラムの要としてチームを支える。187センチ、118キロの恵まれた体格を生かした力強いボールキャリーも持ち味の一つだ。U17、U19の各カテゴリーでも日本代表に選ばれてきた。
ニュージーランド遠征で得た教訓
5月に行われたU20日本代表のニュージーランド遠征では、地元のホークスベイ育成チームやNZU(ニュージーランド学生代表)との全3試合に出場。「フィジカルの強さは通用する部分もあったが、変に高くいけば持ち上げられたりボールを取られる。低くキャリーしようと肌身で感じた」と振り返り、海外の強豪との対戦から多くの学びを得た。
JWCへの期待と目標
本山選手はJWCを「海外とやれる大きなチャンス。世界レベルや自分の今の立ち位置が分かる大会」と位置づけ、「強い相手との試合を楽しみたい」と語った。将来は世界クラスの選手に成長することが期待されており、長崎南山高校から2025年度に静岡ブルーレヴズに入団した。
プロ選手としての成長
レヴズに入団後はスクラムで大きく成長したという。「レヴズに入ってスクラムで成長した。1人で押さないのが大事」と強調。高校時代は桁外れのパワーゆえに1人で押しがちだったが、今はフォワード8人で互いに作用することを学んだ。
学生とプロの二足のわらじ
本山選手は大学ラグビーを経ず、静岡産業大学に通いながら保健体育の教員免許取得を目指し、プロ選手として活動している。引退後の夢は母校でラグビーを指導することだ。静岡産業大学の協力に深く感謝しつつ、「ジョージアには勉強道具も持っていきます」と照れながら学生らしい一面も見せた。



