ラグビーのリーグワンでヘッドコーチを務め、神戸を初優勝に導いたデイブ・レニー氏(62)が10日、神戸市のクラブハウスで退任記者会見を行い、「これ以上ない結果を得られた。特別な時間を過ごすことができた」と3シーズンにわたり率いたチームへの感謝の気持ちを述べました。レニー氏は母国ニュージーランド(NZ)の代表監督に就任することが決まっています。
神戸での3シーズンを振り返る
レニー氏は2023年シーズンから神戸のヘッドコーチに就任。就任当初からチームの再建に着手し、自ら大学生の勧誘に参加して選手層の強化を図りました。その結果、今シーズンはリーグ戦を勝ち抜き、7日のプレーオフ決勝では若手選手が活躍して見事な優勝を果たしました。
会見では「選手たちは素晴らしい成長を見せてくれた。特に若手が大舞台で力を発揮したことは、チームの未来にとって大きな財産だ」と語り、選手たちの成長に誇りを示しました。
来季に向けたエール
レニー氏の退任に伴い、来季は首脳陣や主力選手が抜けることになりますが、同氏は「チームのマインドは変わらないし、みんな能力は高い。私が抜けても優勝を目指せるだろう」と後任や現役選手たちにエールを送りました。
神戸のファンや関係者からは「レニー氏の指導力と人間性に感謝したい」「彼なしでは今の優勝はなかった」といった声が上がっています。
新たな挑戦:オールブラックス監督へ
レニー氏は次に、NZ代表「オールブラックス」の指揮を執り、2027年のワールドカップ(W杯)制覇を目指します。オールブラックスは過去に3度のW杯優勝を誇る世界最強チームの一つであり、レニー氏の手腕が期待されています。
同氏は「オールブラックスは特別なチームだ。世界一の座を取り戻すために全力を尽くす」と決意を新たにしました。神戸での経験を活かし、新たなステージで挑戦を続けるレニー氏の今後に注目が集まります。



