アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催によるサッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の開幕を目前に控えた10日(日本時間11日)、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長が、開幕戦が行われるメキシコ市で記者会見を開いた。
史上最大の大会への期待と課題
今大会は出場国を48チームに拡大し、過去最多の参加国数を誇る。インファンティノ会長は「人類史上最大のイベントになる」と自信を示す一方で、「ここ数週間、皆さんが話題にしていた三つのトピックがある。イラン、チケット、ビザだ」と自ら課題を挙げた。
イラン出場問題
アメリカとの対立が続くイランについては、「出場できないだろうと言われていた。参加できることをうれしく思う。難しい状況の中で、イランがプレーすることを保障できたのは、他に誰がいるだろうか」と述べ、FIFAの役割を強調した。
チケット価格への反論
チケットの高騰に対する批判には、「アメリカの他のスポーツよりも安い。適正な価格だ」と反論した。
ソマリア人審判の入国拒否
ソマリア人として初めてW杯審判を務める予定だった男性がアメリカへの入国を拒否された件については、「残念だ」としつつ、「解決を試みようとしている。ただ我々はスポーツの組織。すべてをコントロールできるわけではない」と語った。
トランプ大統領との関係
インファンティノ会長は昨年末、アメリカのトランプ大統領に新設した「FIFA平和賞」を贈っており、その関係も注目されている。会見では「トランプ大統領の協力がなければ、アメリカでW杯を開催することはできなかった」と改めて感謝の意を表した。
大会は11日(日本時間12日)に開幕する。



