冨安健洋選手、古巣アビスパ福岡の育成組織を指導「今学んでいることを伝えたい」
冨安健洋、古巣アビスパ福岡の育成組織を指導

サッカーワールドカップ(W杯)北中米3か国大会で、日本代表は14日(日本時間15日)、オランダ代表と対戦する。活躍を期待される一人が福岡市出身の冨安健洋選手(27)(アヤックス)だ。「大会では相手を圧倒するくらいの力を出してほしい」。海外留学などの支援を受けてきたJ1・アビスパ福岡の育成組織(アカデミー)の若手選手らはエールを送る。

古巣への支援

冨安選手は小学1年で本格的にサッカーを始め、中学1年からアカデミーでプレーした。17歳の時に福岡とプロ契約を結び、19歳で海外に渡った。

福岡は4年ほど前、冨安選手側からアカデミーへの支援を持ちかけられた。当時、イングランドの名門アーセナルでプレーしていた冨安選手には「引退後に教えるのでは時代遅れの内容になる。今、アーセナルや日本代表で学んでいることを伝えたい」との思いがあった。

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直接指導と留学支援

2022年6月、15~16歳の約20人に、福岡市内のグラウンドで3日間、直接指導。アーセナルや前所属のイタリア・ボローニャでの練習メニューを実践した。終了後には、列をなして質問してくる選手一人ひとりに応じていたという。

昨年8月には、高校年代の4人が、それぞれドイツとブラジルのユースチームに約2週間留学するための費用を全額負担した。参加した前田陽輝選手(17)は、同年代の技術の高さや競争心の強さに刺激を受けたという。

中学時代の冨安選手を指導した藤崎義孝さん(51)は、「弱気なプレーが減り、自信をつけて帰ってきた」と前田選手の変化にすぐ気づいた。翌月、前田選手は福岡とプロ契約を結んだ。

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