今年も各地の百貨店でお中元の特設売り場がオープンし、贈答文化の担い手が高齢化する中、各社はSNS映えするお菓子やサッカーワールドカップ(W杯)関連商品をそろえ、若い世代にもアピールしようと工夫を凝らしている。
高島屋の一押しは「ときめく!大人の和菓子たからばこ」
高島屋が今年特に力を入れるのは、「ときめく!大人の和菓子たからばこ」と銘打った夏の涼菓だ。ガラスの芸術作品のような琥珀糖「きせつのさがしもの 夏色」(税込み3996円)や、ミカンをまるごと包んだ「まるごとみかん大福」(3888円)など、味はもちろん、見た目にも訴える和菓子を集めた。自分用に購入しても良し、贈り先の驚く顔を想像しても良し。担当者は「これがお中元なんだと知ってもらえたら」と話す。
W杯に合わせた商品も充実
6月11日に開幕するサッカーW杯に向けた商品も展開。自宅で観戦する際に、みんなでシェアして片手で食べられるピザやスナック菓子のほか、ビール大手ハイネケンの5リットルビールサーバーなどもそろえた。
三越伊勢丹はオンライン限定でサイン入りユニホーム
異色なのは三越伊勢丹グループだ。オンライン限定で、世界的なサッカー選手のサイン入りユニホームを販売。ラインアップは、日本代表の伊東純也選手(16万7200円)や、前回大会に出場した三笘薫選手(21万1200円から)、2022年大会を制したアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手(73万9200円)、マンチェスター・シティーのアーリング・ハーランド選手(26万6200円)など。三越伊勢丹がオンライン限定で販売するメッシ選手のサイン入りユニホームは73万9200円。
お中元市場は縮傾向、各社が売り場に工夫
お中元市場は縮小傾向にある中、各社は季節に合わせた魅力的な商品をそろえ、若い世代にも目を向けてもらおうと努力を続けている。



