サッカーのワールドカップ北中米3か国大会に出場する日本代表の合宿に、今大会はけがのために代表メンバーから外れた南野拓実選手(モナコ)と、前回ワールドカップで主将を務めた吉田麻也選手(ロサンゼルス・ギャラクシー)が参加している。両選手は米テネシー州ナッシュビルで行われているチームの練習に合流し、若手選手を中心に良い影響を与えている。
森保監督が評価する南野の存在感
森保一監督は南野選手について、「他の選手に対して背中で見せられるし、コミュニケーションも取れていい意味で影響力を持っている」と評価している。南野選手は昨年末に左膝の前十字靱帯を断裂し、今大会の代表入りは逃したものの、指揮官の要望で練習からチームに同行することになった。合流初日の8日には他の選手と軽くランニングを行い、笑顔を見せる余裕も見せた。
チームメートからの信頼も厚く、鎌田大地選手(クリスタルパレス)は「代表歴も長くて、みんなの兄貴的な存在。いるだけでチームの雰囲気が明るくなる」と語り、長友佑都選手(FC東京)も「歩くパワースポット」と表現した。南野選手自身は「僕なりのアプローチでチームに何かいいものを還元できれば」と話しており、控えめながらもチームへの貢献を誓っている。
吉田麻也がサポートプレーヤーとして再合流
吉田選手は当初、5月31日のアイスランド戦までチームに同行する予定だったが、急きょ「サポートプレーヤー」として再合流することになった。今回のチームはワールドカップ代表に初めて選出された選手が半数を占めており、経験豊富な吉田選手の存在は貴重だ。吉田選手はワールドカップに3大会出場し、現在は米国でプレーしている。森保監督は「何よりも選手にプラスになっているとピッチ内外で感じた」と再招集の理由を説明した。
吉田選手も「日本以上に自分のピッチ外での役割は増えるだろうし、貢献できると思う。やることは変わらない」と頼もしいコメントを残している。両選手の参加は、チームの結束力を高め、若手選手にとって大きな刺激となっている。



