カーリング女子、イギリスにコンシードで敗戦 序盤の大量失点が響き7敗目
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは18日(日本時間19日未明)、カーリング女子1次リーグで、フォルティウスの選手で構成された日本チームが、2022年北京五輪金メダリストのイギリスに3-9で敗れた。この敗戦により、日本の通算成績は1勝7敗となり、すでに今大会での1次リーグ敗退が決まっている。試合は序盤からイギリスにリードを許し、第8エンド終了時に6点差をつけられた日本が「コンシード」で相手の勝ちを認めて終了した。日本は18日(日本時間19日夜)の最終戦で中国と対戦する予定だ。
試合経過:序盤の苦戦が勝敗を分ける
日本の先攻で試合が開始された。前日のイタリア戦ではリザーブの小林未奈をセカンドで起用していたが、この日は小谷優奈に戻した。第2エンドでは、後攻のイギリスが複数点を狙って優位に進め、スキップのモリソンの最終投で日本の石を下げて3点を先制。日本は序盤から氷の変化を読み切れず、ショットに苦戦する様子が見られた。
第3エンドでは、後攻の日本がイギリスに1点を取らされる展開になったが、スキップ吉村紗也香の最終投のドローが短く、イギリスが1点をスチールした。第4エンドでは、日本が2点を狙いにいった吉村のドローが再び短く、1点のみに終わり、もどかしい展開が続いた。
前半が終了した第5エンドでは、日本のナンバー1と3の石をイギリスの最終投がはじき出して2点を奪い、日本は1-6と大きく劣勢で折り返した。第6エンドで吉村の最終投が円心にたまった石を散らして日本が2点を挙げ、この試合で初めての複数点となったが、スコアは3-6と依然としてリードを許す状況だった。
後半の反撃及ばず、コンシードで試合終了
第7エンドでは、先攻の日本がスチールを狙った吉村の最終投ドローが長すぎてナンバー1を取れず、イギリスが最後にドローを決めて2点を追加。スコアは3-8とさらに差が広がった。第8エンドでは、イギリスがナンバー1、日本が2の状況で、複数点がほしい日本はタイムアウトを取った。しかし、スキップ吉村のテイクアウトショットでナンバー1が取れず、イギリスのスキップの1投目が日本の石を押し下げてワン、ツーを取る。吉村の最終投がイギリスのナンバー1を変えられず、先攻のイギリスのスチールでスコアが3-9となり、日本がコンシードで試合を終了した。
日本チームは、ロコ・ソラーレ(2018年までLS北見)の選手で構成され、過去2大会でともにイギリスと戦ってメダルを獲得している。銅メダルを獲得した2018年平昌大会では3位決定戦で勝利し、銀メダルを獲得した2022年北京大会では決勝で敗れていた。今回の対戦では、序盤の大量失点が響き、反撃が及ばない結果となった。
今大会の日本は、氷のコンディションやショットの精度に課題を残す形で、1次リーグを終えようとしている。最終戦の中国戦では、チームの総合力を発揮して有終の美を飾ることが期待される。



