ミラノ・コルティナ五輪でバス運転手が全国から集結、ナポリ方言が飛び交う光景に「まあいっか」
ミラノ五輪バス運転手、全国から集結でナポリ方言飛び交う

ミラノ・コルティナ五輪でバス運転手が全国から集結、ナポリ方言が飛び交う光景に「まあいっか」

初の広域開催となる2026年ミラノ・コルティナオリンピックが、イタリア北部で進行中だ。記者が現地を取材する中、バス運転手たちの活躍が注目を集めている。特に、イタリア全土から集められた運転手たちが、多様な文化を背景に会場を支える様子が印象的だ。

南部ナポリから来た運転手たちの奮闘

1月末、スキージャンプなどの競技が行われるプレダッツォからの帰り道、バスには運転手席と助手席にそれぞれ1人ずつが座っていた。2人とも南部ナポリ出身で、オリンピック期間中に運転手として雇われたという。普段は旅行客向けの仕事をしており、前日到着したばかり。初めての土地で、スマートフォンを頼りに険しい山道を運転する姿は、五輪の舞台裏を象徴していた。

日本と同様に縦に長く、長靴の形で知られるイタリアは、南北で経済や文化など様々な面で違いがある。その一つが言葉だ。助手席の男性が教えてくれたのは、「ナポリ人はせっかち」という特徴。例えば、イタリア語で「食べる」を意味する「マンジャーレ」を「マンジャ」と短縮するなど、多くの言葉を縮めて使う習慣があるという。

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待つのが嫌いなナポリ人、でも笑顔が魅力的

男性は「俺たちは待つのが大嫌いなんだ」と笑いながら話していたが、実際には時刻表通りにバスが来ることはほとんどない。しかし、彼らの人懐こい笑顔を思い出すと、「まあいっか」と寛容な気持ちになれる。このような光景は、五輪ならではの醍醐味を感じさせる。

運転手たちはイタリア全土から集められており、北部のミラノやコルティナダンペッツォの会場では、様々な方言や文化が交差している。例えば、山並みに映えるオリンピックマークの下で、ナポリ方言が飛び交う場面も少なくない。これにより、選手や観客だけでなく、スタッフ間でも異文化交流が生まれ、五輪の国際的な雰囲気を高めている。

このような多様性は、単なる交通手段を超えて、イタリアの豊かな文化を世界に発信する機会ともなっている。バス運転手たちの奮闘は、五輪の成功を支える重要な要素の一つだ。

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