ミラノ・コルティナ五輪 小林陵侑の悪天候による打ち切りでメダル逃す、二階堂蓮のジャンプが順位押し上げ
ミラノ五輪 小林陵侑の悪天候打ち切りでメダル逃す

ミラノ・コルティナ五輪 スキージャンプ男子スーパー団体で日本が6位、悪天候で打ち切りに

2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックにおいて、スキージャンプの男子スーパー団体競技が行われ、日本チームは6位という結果に終わりました。この競技は、悪天候による打ち切りが決定し、前回大会の金メダリストである小林陵侑選手(29)の3度目の五輪挑戦が、予想外の幕切れとなりました。

二階堂蓮のビッグジャンプが順位を押し上げるも、小林陵侑の最後のジャンプは実現せず

新種目であるスーパー団体は、2人1組で3回飛んだ合計点を競う形式です。日本チームは、今大会で個人種目で二つのメダルを獲得するなど絶好調の二階堂蓮選手(24)と小林陵侑選手がコンビを組みました。降りしきる雪の中、競技が進められました。

小林選手が2番手を務め、1回目と2回目のジャンプでは上位に食い込むことができませんでした。しかし、二階堂選手が3回目に138メートル50のビッグジャンプを披露し、各国の最終ジャンパーが飛ぶ時点で日本は2位につけました。メダルの行方は、小林選手の最後のジャンプに託されました。

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ところが、途中から雪が強まり、競技は一時中断となり、そのまま打ち切りが決定しました。これにより、2回目までの結果で6位が確定しました。試合後、小林選手は「5分でも待っていればできた状況だったので、飛びたかった。悔しい」と本音を語り、無念の表情を見せました。

小林陵侑のビッグジャンプへの情熱とジャンプ界への貢献

小林選手は、2022年北京五輪のノーマルヒルで金メダル、ラージヒルで銀メダルを獲得して以来、「ビッグジャンプを飛びたい」と幾度となく口にしてきました。その熱意の表れとして、2024年4月にはアイスランドの雪山で非公認ながら世界最長記録を30メートル以上更新する291メートルのジャンプに挑戦しました。この挑戦はスポンサーの飲料メーカー「レッドブル」が配信した動画で大きな反響を呼び、再生回数は2000万回を超えています。

また、小林選手は「ジャンプ界を盛り上げたい」という気持ちから、地元・岩手県八幡平市で子どもたちにジャンプを体験してもらうイベントを開始し、国内大会ではペンライトを使った新たな観戦スタイルを発案するなど、競技の普及にも尽力してきました。

試練を乗り越え、今シーズンの活躍と五輪での悔しさ

2024年から2025年シーズンには、ワールドカップ(W杯)で苦戦を強いられ、最高位が12位止まりとなる試練も経験しました。しかし、今シーズンは復調し、W杯で2勝を挙げ、総合2位につける安定した強さを見せています。

今大会では、混合団体で銅メダル獲得に貢献したものの、個人種目では表彰台に立つことはできませんでした。金メダルを目指した最終種目のスーパー団体では、再開を信じて準備を進めていたスタート地点で競技が終了し、「難しい五輪になった」と悔しがりました。それでも、小林選手は「全体を通して日本チームの力を見せられた。この後W杯も続くので、ぜひ追ってほしい」と前向きなコメントで締めくくりました。

この結果、日本チームはメダル獲得を逃しましたが、二階堂選手の活躍や小林選手の不屈の精神が、今後の競技への期待を高めています。悪天候という不運に見舞われたものの、選手たちの挑戦は続いていくでしょう。

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