高木美帆が銅メダルを獲得!ミラノ・コルティナ五輪女子500メートル
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは2月15日(日本時間16日未明)、スピードスケート女子500メートルで、高木美帆選手(31)=TOKIOインカラミ=が見事な銅メダルを獲得しました。これは今大会で2個目となるメダルで、夏季五輪を含めた日本女子選手として最多となる通算9個目のメダル獲得となりました。
滑りの改善に確かな手応え
高木選手はレース後、満面の笑みを浮かべました。今シーズンは不調に悩まされることも多く、メダルを獲得しても納得できるレースは少なかっただけに、この表情は特に印象的でした。4年前の北京五輪では銀メダルを獲得しており、今回は順位を一つ下げた形ですが、「少しでもよくできる可能性を探り続けてきた結果の一つ」と語り、純粋に喜びを表現しました。
レース内容は、4年前の北京五輪を再現するかのようなものでした。4組目、アウトスタートという同じ条件で、自己ベストを記録したあの大会と全く同じ展開。完璧なスタートを切り、100メートルを全体4位の10秒4で通過。伸びやかなカーブワークでさらに加速し、そのままゴールラインを駆け抜けました。
前日の違和感から修正へ
前日に行われた団体追い抜き1回戦では、「スケーティングで、はまり切らないところがあった」と違和感を感じていた高木選手。レース後、自身の滑りと体の状態を徹底的に見つめ直し、修正点を明確にしました。特に、体の柔軟性と氷を蹴るタイミングに課題があると見極め、しっかりと改善に取り組みました。
その努力が実り、本番の氷の上で見事な滑りを表現。2月9日の1000メートルでも銅メダルを獲得していますが、あの時は「完敗」と悔しさを口にしていたのとは対照的に、今回は笑顔が絶えません。メダル獲得と同時に、求めていた滑りの改善に手応えを感じたことが、表情をさらに明るくしています。
今大会2個目のメダル、さらなる挑戦へ
北京大会では3種目で銀メダルを獲得した高木選手ですが、同じ道を歩むつもりはないと語ります。「次の団体追い抜きでまず断ち切りたい。あと2種目、金メダルを取りにいく強い気持ちで挑む」と、言葉に自信が満ちていました。今大会で既に2個の銅メダルを手にした高木選手の、さらなる活躍が期待されます。
一方、ノルディックスキー・ジャンプ女子個人ラージヒルでは、丸山希選手(27)=北野建設、長野県野沢温泉村出身=が8位となり、個人ノーマルヒルと混合団体で獲得した銅メダルに続く3個目のメダル獲得とはなりませんでした。



