高木美帆、幸運の「第4組アウトスタート」で銅メダル獲得 悲願の1500mへ弾みつける
高木美帆、幸運の第4組アウトスタートで銅 1500mへ弾み

高木美帆、幸運の滑走順で銅メダルを獲得 北京五輪と同じ第4組アウトスタートに確信

スピードスケート女子500メートルで、高木美帆選手が見事な銅メダルを獲得した。その滑走順が決まった瞬間、彼女は強い確信を抱いたという。なぜなら、4年前の北京オリンピックで銀メダルを獲得した時と全く同じ条件、すなわち第4組目での滑走、そしてレーンはアウトスタートだったからだ。

「流れが来ている」と感じた高木選手は、その吉兆を単なる偶然で終わらせない決意でスタートラインに立った。スタートから抜群の加速を見せ、中間地点では全体4位となる10秒40を記録。これは北京五輪でマークした自己最速を、わずか0秒01上回る好タイムであった。

バックストレートからフィニッシュまで躍動感あふれる滑り

バックストレートから最終コーナーへの移行も極めてスムーズで、フィニッシュまで一貫して躍動感を失わない滑りを披露した。北京五輪を再現するようなこの好走は、今後の種目に向けて大きな期待を抱かせるに十分な内容だった。

4年前の北京大会では、5種目に挑戦した高木選手が、優勝候補の本命だった1500メートルで金メダルを逃した後、ワールドカップで未勝利だった500メートルで好調のきっかけをつかみ、団体追い抜きでの銀メダル、そして1000メートルでの金メダル獲得へとつなげていた。

最大の目標である1500メートルへ向けて確かな手応え

そばで支えるウイリアムソン師円コーチは「あの時と同じ流れにもっていけたら」と期待を寄せる。高木選手本人も「種目ごとに勝ちにいくことと合わせて、大会を通してどこまで滑りの質を上げられるかを視野に入れている」と語り、確かな手応えを感じている様子だ。

この銅メダル獲得は、高木美帆選手にとって最大の目標であり、最後の出場種目となる1500メートルへ向けて、これ以上ない弾みとなった。悲願の金メダル獲得へ向け、幸運の滑走順から始まった好調の波を、最後の種目まで確実につなげていくことが期待される。