国際オリンピック委員会(IOC)は10日、オンラインで理事会を開催し、2030年にフランス・アルプス地域で開催される冬季オリンピックの追加競技として、山岳スキーの採用を今月下旬の総会に諮ることを決定した。この提案は大会組織委員会から提出されたもので、承認されればミラノ・コルティナ冬季五輪に続き、2大会連続での採用となる。
山岳スキーとは
山岳スキーは、登山とスキーの両方の技術を駆使してタイムを競う競技で、欧州で高い人気を誇る。今年2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪で初めて正式種目として採用され、男子スプリントなどが行われた。
今後のスケジュール
IOCはスイスのローザンヌで22日と23日に理事会を開き、24日と25日には総会を開催する予定。この総会で、2030年大会の実施種別や種目などが正式に決定される見通しだ。
山岳スキーが追加競技として承認されれば、フランス・アルプス大会の魅力をさらに高めることになる。同地域は豊かな自然環境を生かした競技運営が期待されており、山岳スキーの特性とマッチするとみられる。
IOCは近年、若年層への訴求や新たな観客獲得を目指し、伝統的な冬季競技に加えて新しい種目を積極的に導入している。山岳スキーはその一環として注目を集めており、今回の提案が了承されるかどうかが注目される。



