厚生労働省が3日に公表した2025年の人口動態統計(概況)によると、栃木県内の出生数は8932人となり、統計開始以来初めて9000人の大台を割り込んだ。前年と比較して330人の減少となり、少子化の加速が鮮明となった。
合計特殊出生率も過去最低を更新
女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率も、前年から0.01ポイント低下し1.14となった。これは過去最低の数値であり、全国47都道府県中34位に位置する。また、今後の出生数に影響を与える婚姻数も、前年より74組少ない6463組にとどまった。
福田知事のコメント
福田富一知事は「少子化傾向に歯止めがかからない現状を重く受け止めている」と述べ、県政の最重要かつ喫緊の課題として位置づけ、市町や企業と連携した効果的な施策の推進を約束した。
死亡数と自然増減
一方、死亡数は前年比178人減の2万5379人。出生数から死亡数を差し引いた自然増減は1万6447人の減少となり、人口減少に拍車がかかっている。



