群馬県の出生数、初の9千人割れ 知事「厳しい流れ」
群馬県の出生数、初の9千人割れ 知事「厳しい流れ」

群馬県の出生数、初めて9千人を下回る

2025年の群馬県内の出生数が8950人となり、前年から384人減少し、初めて9千人を割り込んだことが、群馬県が発表した人口動態統計で明らかになった。出生率は人口千人当たり5.0で、いずれも過去最低を更新した。1人の女性が生涯に産む子どもの推定人数を示す「合計特殊出生率」は1.18で、前年から0.02ポイント低下した。全国平均の1.14は上回ったものの、都道府県別では30位にとどまった。

死亡数は微減も死亡率は戦後最高

死亡数は2万7046人で、前年より205人減少した。しかし、死亡率は人口千人当たり15.1で、戦後最高となった。出生数から死亡数を差し引いた自然増減は1万8096人のマイナスで、過去最大の減少幅を記録した。人口減少に歯止めがかからない状況が浮き彫りとなった。

婚姻数も過去最低、離婚数は減少

婚姻数は6185組で、前年から61組減少し、過去最低を更新した。一方、離婚数は24組減の2759組となった。婚姻数の減少が出生数の減少に直結しているとみられる。

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山本知事の見解

山本一太知事は3日の定例会見で、出生数が9千人を割ったことについて、「県としてできる限りの対策を講じてきたが、それでもこのような結果になったことは厳しい流れだと感じている」と述べ、現状を重く受け止めた。また、婚姻数減少に関しては、「結婚を希望する人が結婚できるような環境整備が重要だ」と強調し、結婚しやすい社会づくりの必要性を訴えた。

群馬県は少子化対策として、子育て支援の充実や若者の雇用促進などに取り組んできたが、今回の統計はその効果が十分に表れていない現実を示している。今後のさらなる対策が求められる。

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