新潟・弥彦村の自動運転バス事故、村が会見で「ヒューマンエラーの可能性高い」と説明
2026年4月13日、新潟県弥彦村は、観光施設「おもてなし広場」で発生した自動運転バス「ミコぴょん号」の事故について記者会見を開いた。事故では歩行者2人がはねられ、村の担当者は原因について「現時点ではヒューマンエラーの可能性が高い」と説明した。
事故の詳細と経緯
事故は4月12日午後2時過ぎに発生した。村によると、自動運転バスは歩行者を検知し、事故現場の55メートル手前で自動停止した。しかし、バスに乗車していた50代の男性オペレーターが、歩行者を回避するために手動運転に切り替えたところ、何らかの原因でバスが左側に逸脱。歩道近くにいた40代男性と30代女性の2人を後方からはねたという。バスに乗っていた7人にけがはなかったが、はねられた2人は病院に搬送された。幸い、いずれも命に別条はなかったと報告されている。
村の対応と謝罪
会見では、本間芳之村長が「大変申し訳ない」と謝罪し、関係機関と協議して事故原因を調査していく方針を示した。村長は「人身事故という重大なことが起きてしまった。今後の運行については慎重に判断する」と述べ、今後の対応に慎重な姿勢を見せた。自動運転バスのシステムは、決められた走行ルート上で歩行者や車を検知すると自動で停止する仕組みだが、オペレーターが手動に切り替えて回避後、再び自動運転に戻すことが規定されているという。
過去の事故と背景
弥彦村では現在、2台の自動運転バスを運行させているが、2024年にはそれぞれ1回ずつ物損事故を起こした経緯がある。これらの事故も、オペレーターの操作ミスが原因だったとされている。今回の事故は、自動運転技術の導入が進む中で、ヒューマンエラーに焦点が当たる事例となった。村は安全対策の再検討を迫られており、今後の運行計画に影響を与える可能性が高い。



