陸上自衛隊霧島演習場で訓練中に大規模火災発生、広範囲に延焼
2026年2月20日午前10時10分頃、鹿児島県湧水町と宮崎県えびの市にまたがる陸上自衛隊霧島演習場において、訓練中に枯れ草が燃える大規模な火災が発生しました。この火災は場内の南北1300メートル、東西1800メートルという広範囲にわたって延焼し、同日午後9時現在でも燃え続けている状況です。幸いにも、現時点ではけが人の報告はありません。
81ミリ迫撃砲の射撃訓練中に出火
陸上自衛隊えびの駐屯地などの関係者によると、火災が発生した当時、演習場では81ミリ迫撃砲の射撃訓練が実施されていました。着弾した際に火花が散り、それが枯れ草に引火して出火したとみられています。訓練中の事故による火災ということで、自衛隊側は迅速な対応を迫られました。
自衛隊と消防が連携した消火活動
火災発生後、陸上自衛隊は直ちに消火活動に乗り出しました。具体的には、自衛隊のヘリコプター2機を投入し、上空から消火剤を散布するなどして鎮火を試みています。さらに、消防車10台以上が出動し、地上からの消火作業を展開しました。自衛隊と消防の緊密な連携により、火災の拡大防止に全力が注がれています。
霧島演習場は九州地方を代表する広大な訓練施設であり、周辺には森林や草地が広がっています。この時期は乾燥しやすく、枯れ草が燃えやすい条件が揃っていたことも、火災が大規模化した一因と考えられます。関係当局は、火災の原因を詳細に調査するとともに、再発防止策の検討を進めています。
地元住民への影響については、現時点で直接的な被害の報告はなく、演習場周辺の交通規制なども最小限に抑えられています。しかし、火災が長引く場合には、煙や飛び火による二次災害のリスクも懸念されるため、引き続き注意深い監視が続けられています。



