大型の台風6号は3日未明から朝にかけて三重県付近を通過し、県南部を中心に道路の通行止めや冠水などの被害をもたらした。3日午前8時の時点で人的被害は確認されていない。
記録的な大雨
津地方気象台によると、降り始めから3日午前8時までの降水量は、尾鷲561ミリ、大台町宮川444ミリ、御浜404・5ミリ、熊野新鹿390・5ミリ、大紀町藤坂峠344・5ミリなど、各地で観測された。
河川の増水と避難状況
県によると、松阪市から津市にかかる雲出川や伊勢市の五十鈴川などにレベル4氾濫危険警報が発令され、伊勢市で一時55世帯、83人が避難するなど、12市11町で最大301世帯、383人が避難した。県内では約1万2200戸が停電した。
また県は、紀宝町や南伊勢町など東紀州から南勢の4町に、災害対策の支援を行う緊急派遣チームを出した。
交通への影響
国道や県道など主要道路の通行止めは、東紀州から南勢を中心に最大69カ所に上った。南伊勢町東宮の国道260号では大雨の影響で路面が沈下し、伊勢神宮内宮に近い国道23号は冠水した。鉄道や定期航路、高速バスなどにも運休が相次ぎ、高速道路も一部区間で通行止めとなった。
学校の休校
県教育委員会によると、小学校と中学校、県立高校など県内548校が休校。私立学校も31校が休校した。
増水した川にイノシシ
【動画】台風6号による大雨の影響で増水した三重の雲出川にイノシシ親子らしき姿が確認された。斉藤佑介撮影。



