鹿児島県の荒茶生産量が2年連続日本一に、3万トン達成でシェア44%
鹿児島の荒茶生産量2年連続日本一、3万トン達成 (20.02.2026)

鹿児島県の荒茶生産量が2年連続で日本一に輝く、3万トンの大台を突破

農林水産省が発表した2025年の作物統計調査によると、鹿児島県の荒茶生産量は前年比11%増の3万トンを記録し、2年連続で日本一の座を守りました。この結果は、同省が20日に公表したデータで明らかになったものです。2位の静岡県は2万4100トン(前年比7%減)で、鹿児島県が大きくリードする形となりました。

国内生産量は4年ぶりに増加、鹿児島のシェアは44%に

国内全体の荒茶生産量は前年比2%増の6万8000トンと、4年ぶりに増加傾向に転じています。県別の占有率を見ると、鹿児島県が44%を占め、静岡県が35%、三重県が7%と続きました。鹿児島県の生産量拡大の背景には、以下の要因が挙げられています。

  • 6月から10月にかけて適度な降雨に恵まれたこと
  • お茶の価格高騰を受けて、茶農家が摘採回数を増やしたこと

これらの条件が重なり、生産量が大きく伸びたと分析されています。

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記録的な躍進と県の積極的な支援策

鹿児島県は2024年に、記録が残る1959年以降で初めて生産量首位に立ち、今回で2年連続の日本一を達成しました。県はこの勢いを維持し、さらなる成長を目指して販路拡大に力を入れています。新年度の一般会計当初予算案では、生産者や茶商らによる検討会を設置し、「かごしま茶振興ビジョン(仮称)」を策定する事業費を盛り込むなど、具体的な支援策を打ち出しています。

塩田知事は「大変うれしく誇りに思う。かごしま茶の販路拡大や認知度向上への取り組みを支援してまいる」とコメントし、県としての後押しを強調しました。また、県茶業会議所の柚木弘文会頭は「生産者が品質向上に真摯に取り組んでこられた成果。今後もかごしま茶のブランド価値向上に努める」と述べ、関係者の努力を称えています。

この成果は、鹿児島県の茶業界全体の結束と努力の賜物であり、今後のブランド強化や市場拡大への期待が高まっています。県は引き続き、生産量の維持と品質向上を両立させながら、国内外での販路開拓を進めていく方針です。

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