朝鮮半島出身BC級戦犯問題 国会で集会開催 立法措置の早期実現を求める
朝鮮出身BC級戦犯問題で集会 立法措置の早期実現求める (01.04.2026)

朝鮮半島出身BC級戦犯問題で国会内集会 立法措置の早期実現を強く要請

旧日本軍に捕虜監視員などとして動員され、戦後にBC級戦犯とされた朝鮮半島出身者への補償と名誉回復を求める団体「同進会」が、4月1日に国会内で集会を開催しました。韓国から来日した遺族も多数参加し、歴史的な人権問題の解決に向けた緊急の立法措置を求める声が高まりました。

国と国の狭間に置かれた戦犯問題の現状

太平洋戦争後の軍事裁判では、朝鮮半島出身者148人が有罪判決を受け、そのうち23人が死刑に処せられました。さらに、刑期を終えて出所した後も、国籍を理由に日本の戦後援護施策から完全に除外されるという厳しい現実に直面しました。この深刻な問題に立ち向かうため、当事者たちは1955年に「同進会」を結成し、現在はその遺族たちが活動を引き継いでいます。

超党派の法案提出が停滞する中での緊急アピール

集会では、同進会会長の朴來洪氏が参加者に向けて力強い挨拶を行いました。参加者たちは「国と国との狭間に落ちたままの歴史的な人権問題に真摯に向き合い、早急に解決するための立法措置を要請する」とする緊急アピールを満場一致で採択しました。

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外国籍のBC級戦犯を巡る問題については、2016年に超党派の日韓議員連盟が特別給付金の支給を定めた法案をまとめています。しかし、残念ながらその法案は現在に至るまで国会に提出されるに至っていないのが現状です。この立法プロセスの停滞が、関係者や遺族の焦りと失望を深めています。

韓国からの遺族参加が示す問題の国際的広がり

今回の集会には、韓国から直接来日した遺族たちも積極的に参加しました。彼らの存在は、この問題が単なる国内問題ではなく、日韓両国にまたがる重大な歴史的課題であることを改めて浮き彫りにしています。遺族たちは、亡くなった家族の名誉回復と正当な補償を求めて、声を揃えて訴え続けています。

集会の参加者たちは、この問題が戦後70年以上を経た今も未解決のまま放置されている現状に強い危機感を表明しました。そして、立法府に対して迅速かつ具体的な行動を起こすよう、切実に要請しました。今後も同進会を中心とした活動が継続され、問題の早期解決に向けた動きが活発化することが期待されます。

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