福島県の春闘賃上げ率4.56%、中小企業が大企業を上回る傾向に
福島春闘賃上げ率4.56%、中小が大企業上回る (16.04.2026)

連合福島は16日、今年の春季労使交渉(春闘)における労働組合の賃上げ要求に対する企業側の回答状況をまとめた第1回集計結果を公表しました。その結果、加重平均による賃上げ額は平均月額1万4880円、賃上げ率は4.56%となりました。これは昨年同期と比較して134円の減少、0.44ポイントの低下を記録しています。

目標の5%には届かずも、賃上げの流れは継続

連合福島が掲げていた賃上げ率5%の目標には到達しなかったものの、組織側は「賃上げの流れが続いている」と一定の評価を示しました。この集計は同日までに妥結した県内の69組合の状況を反映しており、今後の動向に注目が集まっています。

中小企業の賃上げ率が大企業を上回る傾向に

賃上げ率を企業規模別に詳細に見ると、300人未満の中小企業では4.92%(前年同期比0.92ポイント増)、300人以上の大企業では4.52%(同0.59ポイント減)となりました。例年は大企業の賃上げ率が中小企業を上回る傾向にありましたが、今年は中小企業の方が高い結果となりました。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

連合福島はこの傾向について、長年にわたる格差是正への取り組みの成果であると位置づけています。さらに、「人材の確保や定着を進めるため、賃上げを決断する中小企業が多かった」との見解を示し、地域経済における労働環境の改善を強調しました。

最終集計は7月に予定

連合福島は、より包括的なデータをまとめるため、7月に最終集計結果を公表する予定です。これにより、福島県全体の賃金動向や経済状況がより明確になると期待されています。今回の集計結果は、労働市場の変化や企業の経営戦略を考える上で重要な指標となるでしょう。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ