療養中の高校生の学習支援を考えるセミナーが高松で開催、NPOが現状を訴える
療養中の高校生の学習支援セミナー、高松でNPOが開催

療養中の高校生の学習支援を考えるセミナーが高松で開催

病気で長期間にわたり入院や療養をしている高校生への学習支援について考えるセミナーが、2026年2月15日に高松市番町の高松商工会議所で開催されました。このセミナーは、院内学級などの支援が少なく、教育を受けづらい高校生の現状を広く知ってもらうことを目的として、NPO法人「未来ISSEY」(丸亀市)が企画したものです。当事者や学校関係者らが現状を伝え、約80人の市民らが熱心に耳を傾けました。

経験を語る桑原久美さんの講演

講演では、当時高校1年だった長男が小児がんにかかり、県内の高校を休学した経験を持つ桑原久美さん(57)が登壇しました。桑原さんは、長男が入院中に医療スタッフやボランティアの大学生から勉強を教わることを楽しみにしていたと語り、「治療と並行しながら学習が続けられる仕組みが社会の中で整えられていくことが大切」と強調しました。この言葉は、療養中の子どもたちの教育機会の確保が急務であることを浮き彫りにしています。

参加者の反響と医療従事者の学び

セミナーには、香川大学医学部1年の馬島暁さん(28)も参加し、「医療の知識だけでなく、患者さんの背景にある様々な事情に寄り添うことが大切だと学んだ。将来患者さんに支援や事例を提示できるように、もっと勉強したい」と感想を述べました。この発言は、医療現場における包括的なケアの重要性を示しており、学習支援が単なる教育問題ではなく、患者の全人的な福祉に関わる課題であることを再認識させます。

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NPO法人「未来ISSEY」は、今回のセミナーを通じて、療養中の高校生への学習支援の現状を社会に広く発信し、支援体制の整備を促すことを目指しています。参加者からは、具体的な支援策の提案や、地域社会の連携の必要性についての意見も交わされ、今後の活動への期待が高まりました。

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