第3回読売わたしのKODOMO新聞コンクール表彰式が札幌で開催、札幌市長賞に2人が輝く
学校の授業で学んだ内容や、自らの興味に基づいて調べた情報を新聞形式にまとめる「第3回読売わたしのKODOMO新聞コンクール」の表彰式が、3月28日に読売新聞北海道支社(札幌市中央区)で行われました。この式典では、最優秀賞の一つである「札幌市長賞」を受賞した2人を含む受賞者たちに、賞状などが贈られました。表彰式の後には、受賞者たちによる記念撮影が行われ、笑顔が溢れる一幕となりました。
応募総数655点から16作品が受賞、学校賞も2校選出
今回のコンクールには、札幌市と北広島市の小学4年生から6年生を対象に、計655点の作品が寄せられました。厳正な審査を経て、16点の作品が受賞に選ばれ、さらに学校賞として2校が表彰されました。この結果は、子どもたちの創造性と探究心の高さを如実に示すものとなっています。
札幌市長賞受賞者の縄乃々香さん、3年連続の快挙
札幌市長賞に輝いたのは、市立資生館小学校6年生の縄乃々香さんと、市立前田中央小学校5年生の平野碧さんです。縄さんは、第1回大会から3年連続で受賞を果たすという快挙を達成しました。縄さんの作品「コアラ未来通信」は、大好きなコアラを題材に、国内外の書籍や論文を読み込んで作成されました。特に、コアラだけが感染する特異なウイルスに関する情報を盛り込むなど、多角的な視点が評価されました。
表彰式後のインタビューで、縄さんは「海外の論文を翻訳して読むことで、コアラの様々な面を知ることができ、とても満足しています」と語り、満面の笑みを見せました。将来の夢は獣医師であり、「中学生になっても、たくさんの本を読んでまとめていきたい」と意欲を燃やしています。
平野碧さん、子どもへの暴力をテーマにした作品で受賞
一方、平野碧さんは、子どもへの暴力に焦点を当てた「ここにある『命』を大切に新聞」を手がけました。インターネットを中心に調査を行いましたが、完成前に一部の情報の誤りに気づき、「正しい情報を書きたいと思い、もう一度調べ直しました」と振り返りました。受賞を機に、「普段から、新聞をもっと読んでみたい」と学習意欲を高めています。
三井住友信託銀行賞には地域に根差した作品が選出
「三井住友信託銀行賞」には、除排雪や札幌軟石を題材にした3作品が選ばれました。三井住友信託銀行札幌支店の金井洋祐副支店長は講評で、「自然や地域の事柄、そしてホットな話題をテーマにした点を高く評価しました」と述べ、子どもたちの地域への関心の深さを称えました。
受賞作品の展示会と新聞づくり教室の開催
受賞作品は、4月13日から24日まで(土日を除く)、札幌市中央区の三井住友信託銀行札幌支店2階で展示されます。展示時間は午前9時から午後3時までで、一般公開されます。また、特別授業「新聞づくりのコツ プロが教えます」が、4月19日午前10時から読売新聞北海道支社6階で開催されます。この教室は小学4年生から6年生を対象とし、定員20人で参加無料です。応募多数の場合は抽選が行われ、申し込みは4月10日までメールで受け付けています。
このコンクールは、わたしのKODOMO新聞コンクール実行委員会が主催し、札幌市や札幌市教育委員会、北広島市教育委員会、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院が後援しています。協力団体として読売新聞北海道支社やNPO法人ミーツビジョンが、協賛には三井住友信託銀行や株式会社ムラカミ、株式会社東急百貨店が名を連ねています。



