EXILE監修ダンス教材で中学生が創造力発揮 松阪市で10校100人が交流会
EXILE監修ダンスで中学生交流 松阪市で100人が発表

EXILE監修のダンス教材で中学生が創造性を爆発 松阪市で大規模交流会開催

音楽グループ「EXILE(エグザイル)」が監修したダンス授業教材を全市で導入している三重県松阪市で、画期的な文化交流イベントが実現した。市立中学10校から集まった約100人の生徒たちが2月23日、同市のクラギ文化ホールで開催された「ダンスドリーム交流会」に参加し、各校が独自に創作したダンス作品を披露した。

想像を超える生徒たちの創造力

教材開発に携わったTETSUYAさんもこの交流会に出席し、生徒たちのパフォーマンスに深い感動を覚えたという。「教材を開発した当時の想像をはるかに超える素晴らしいダンスでした。生徒たちの創造力の高さに一番感動しました」と語り、その驚きを隠さなかった。

生徒たちは昨年秋から、TETSUYAさんらが出演するDVD教材「中学校の現代的なリズムのダンス授業」を使用してダンスを学び始めた。各学校ではこの教材を基盤としながら、独自の構成や振り付けを練り上げ、個性豊かな作品へと発展させていった。学習期間中には、EXILEが所属する「LDH JAPAN」(東京都)から派遣されたプロダンサーによる特別レッスンも実施され、技術面での向上も図られた。

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競い合いから生まれる特別な交流

交流会では、同じ曲を2校が同時に踊る方式でパフォーマンスが行われた。順位を競うのではなく、各校のダンスの特長を評価しながら、全校に特別賞が贈られる形式が採用された。約1300人収容の会場は市内の小学生や保護者らで満席となり、熱気に包まれた。

ダンス授業は2012年度から中学校の体育で必修化されたが、ダンス経験のない教員が多いことから、指導方法や評価の仕方に悩むケースが少なくなかった。TETSUYAさんはこの状況を「社会問題」と認識し、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で「先生をダンサーにしない授業デザイン」について研究。2018年に修了した際の論文にその成果をまとめている。

教材の進化と未来への期待

元々は教員向けに開発された教材だったが、この日の交流会でTETSUYAさんは「自分の作った振り付けやさびの構成を、生徒たちがはるかに進化させてくれた」と感慨深げに語った。「来年も松阪市に来たいです。『つなげること』が何よりも大事だと考えています」と述べ、将来への展望を示した。

さらに、大台町出身で教材開発に携わり、出演もしているダンス・ボーカルグループ「GENERATIONS(ジェネレーションズ)」の小森隼さんも駆けつけた。30歳の小森さんは小学4年から6年まで毎週、片道6時間をかけて東京のダンススクールに通い、夢を実現させた経験を持つ。「僕が子供の頃は、このような舞台で踊ることは1ミリも考えられませんでした。今はダンスに無限の未来を感じます」と生徒たちを激励した。

夢を紡ぐ特別な共演

交流会の最後を飾ったのは、鎌田中学2年の女子生徒とTETSUYAさんによる「Rising Sun(ライジングサン)」の共演だった。昨年7月、同中学の生徒の前で開かれた市とLDHのプロジェクト発表記者会見の際、この女子生徒が飛び入りでダンスの共演を申し出たが、当時はTETSUYAさんのけがのため実現しなかった経緯がある。

女子生徒は「勇気を出して声を上げて本当に良かったです。私の夢はプロのダンサーになることです」と目を輝かせて語り、この特別な舞台が将来への大きな一歩となったことを示した。

松阪市では、EXILE監修のダンス教材を通じて、中学生たちが創造性を発揮し、互いに学び合う貴重な機会が継続的に提供されている。教育現場におけるダンス授業の新たな可能性が、ここ三重県から全国へと広がっていくことが期待される。

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