福島県立高校入試前期選抜で学力検査が実施、降雪や機器トラブルに柔軟対応
福島県立高校入試の前期選抜は4日、全日制65校と定時制6校の計70校(福島工業高校は全日制と定時制の両方を含む)において、学力検査が行われました。この日、1万330人の受験生が試験に臨み、教育現場では様々な状況への対応が求められました。
降雪の影響と欠席・別室受験の状況
降雪の影響により、3校で3人の受験生が遅刻したため、開始時間を繰り下げて別室で個別に試験を実施しました。また、受験ができなかった教科については、1校で7人を対象に10日に追検査を行うことが決定されています。県教育委員会によると、学力検査を欠席したのは216人で、このうちインフルエンザと新型コロナウイルス感染症を理由とした欠席が計34人、体調不良などによる別室受験者は109人でした。
受験者数と倍率の推移
受験者数の内訳(4日午後1時現在)は、全日制65校の143学科・コースで1万86人、倍率は0.90倍(前年比0.02ポイント減)となりました。定時制6校の8学科・コースでは244人、倍率は0.55倍(同0.09ポイント減)で、全体として前年より倍率が低下する傾向が見られます。この背景には、少子化や教育環境の変化が影響している可能性が指摘されています。
放送機器の不具合と試験時間の延長
会津農林高校と只見高校では、外国語(英語)の放送によるテスト中に放送機器に不具合が生じました。このトラブルに対処するため、会津農林高校では2分間、只見高校では7分間、それぞれ試験時間を延長する措置が取られました。こうした柔軟な対応により、受験生への公平性が確保されました。
今後の日程と合格発表
5日と6日には、一部の高校で面接や実技試験が実施される予定です。合格発表は16日に行われることになっており、受験生や保護者にとっては緊張の日々が続きます。県教育委員会は、天候や健康面への配慮を続けながら、入試プロセスを円滑に進める方針を示しています。



