佐賀県立高校入試一般選抜の志願状況が公表、平均倍率は1.00倍
佐賀県教育委員会は2月17日、2026年度県立高校入試の一般選抜における志願状況を正式に公表しました。全日制32校全体の平均倍率は、前年度同期と比較して0.02ポイント低下し、1.00倍となりました。今回の発表時点では、合計4,191人の志願者が確認されています。
志願者は一度だけ志望校を変更する機会が与えられており、2月25日に変更後の最終的な倍率が確定する予定です。試験は3月3日と4日の両日に実施され、合格発表は3月11日に行われることが明らかになっています。
普通科・理数科・芸術科の倍率トップは佐賀北高校普通科
普通科、理数科、芸術科の各学科において、最も高い倍率を記録したのは佐賀北高校の普通科で1.61倍でした。これに続いて、致遠館高校の普通科が1.39倍、厳木高校の普通科(重点評価枠)が1.28倍、佐賀北高校の芸術科が1.26倍、小城高校の普通科が1.25倍と、上位を占めています。
これらの数値から、地域の進学校として知られる佐賀北高校の人気が依然として高いことが窺えます。また、重点評価枠を設ける厳木高校など、特色ある募集枠にも一定の注目が集まっている状況です。
専門学科・総合学科では佐賀工業高校電気科が1.53倍で首位
専門学科および総合学科に目を向けると、佐賀工業高校の電気科が1.53倍で最も高い倍率を示しました。次いで、佐賀農業高校の農業科学科が1.39倍、佐賀工業高校の情報システム科が1.36倍、鳥栖工業高校の土木科が1.33倍、佐賀商業高校の商業科とグローバルビジネス科(くくり募集)が1.32倍と続いています。
特に注目されるのは、ゲームクリエイターなどの育成を目的とした唐津青翔高校の新学科「eスポーツ学科」です。募集人員12人に対して15人の志願者が集まり、新設学科として一定の関心を呼んでいることが分かります。
定員割れの全日制高校は17校、定時制の志願状況も発表
全日制課程において定員割れとなった高校は、前年度より2校多い17校に上りました。一方、定時制課程では6校に合計72人の志願者が確認されています。このデータは、地域全体の生徒数動向や学校選択の多様化を反映していると言えるでしょう。
佐賀県教育委員会は、今回の志願状況を踏まえ、今後の教育政策や学校配置の検討材料として活用していく方針です。受験生や保護者にとっては、最終的な倍率確定まで緊張の日々が続くことになります。