4日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業で構成するダウ工業株平均は前営業日終値から500ドルを超える下落で取引を終えた。中東情勢の緊張が一段と高まり、原油価格が急騰したことなどから、売りが広範囲に及んだ。
ダウ平均の詳細
ダウ平均の終値は前営業日比557.37ドル(1.13%)安の4万8941.90ドルとなった。ホームセンター大手のホーム・デポやナイキ、航空機大手のボーイングなど、幅広い銘柄で売りが優勢となった。
原油価格の動向
米ニューヨーク商業取引所では4日、原油価格の指標である米国産WTI原油の先物価格が前営業日比4.39%上昇し、1バレル=106.42ドルで引けた。アラブ首長国連邦(UAE)が同日、イランから巡航ミサイルが飛来したと発表したことで、中東情勢のさらなる不安定化への警戒が強まっている。
市場への影響
投資家の間では、地政学的リスクの高まりが世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念が広がり、リスク回避の動きが加速した。エネルギー関連株は原油高を背景に上昇したものの、全体的には売りが優勢だった。
今後の見通し
市場関係者は、中東情勢の行方や主要国の政策対応を注視している。停戦維持が不透明な中、原油価格の高止まりが続けば、インフレ圧力や企業収益への影響が懸念される。



