スカイマークは15日、2027年3月期の連結純利益が前期比51.2%減の8億円になる見通しを発表した。中東情勢の悪化による航空燃料価格の高騰や円安が収益を圧迫する。新機材導入による運航規模の拡大などにより、売上高は9.4%増の1208億円を見込む。
燃油特別付加運賃の導入を検討
同社は燃料高への対応として、国内線で燃油特別付加運賃の導入を検討している。東京都内で記者会見した本橋学社長は、導入時期は未定としながらも、早ければ2027年春の導入を目指していると述べた。
2026年3月期決算は増収も減益
同日公表した2026年3月期の連結決算は、売上高が過去最高となる1.4%増の1104億円、純利益は23.7%減の16億円だった。運賃引き上げで増収となったものの、燃料高が利益を押し下げた。
航空業界では、中東情勢の緊迫化や円安進行により燃料コストが上昇しており、各社が運賃改定やコスト削減に迫られている。スカイマークは新機材の導入で運航効率を高める一方、燃油サーチャージの導入でコスト転嫁を図る方針だ。



