小田急電鉄は13日、2028年ごろを目途に運賃値上げを検討していることを明らかにした。建設工事費や人件費の高騰が背景にあり、利用者にも追加負担を求める方針だ。実現すれば、2005年4月以来、実に約23年ぶりの運賃改定となる。
運賃改定の背景と必要性
東京都内で開かれた記者会見で、水吉英雄取締役常務執行役員は「安全で安定したサービスを維持し、鉄道事業の持続可能性を高めるためには、運賃改定が不可欠だ」と述べた。同社は今後、国土交通省に認可申請を行う予定だが、具体的な値上げ幅については言及を避けた。
業界全体の値上げ傾向
鉄道業界では、材料費や人件費の上昇を受け、運賃値上げの動きが相次いでいる。小田急もこの流れに沿う形で、経営基盤の強化を図る。同社は今後、沿線利用者の理解を得るための説明活動を進める方針だ。



