週明け1日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=159円台前半で推移した。午後5時現在の水準は前週末比20銭の円安・ドル高となる1ドル=159円46~47銭。ユーロに対しては52銭の円安・ユーロ高となり、1ユーロ=185円89~93銭で取引された。
米イラン交渉の不透明感がドル買いを誘発
市場関係者によると、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉の先行きが不透明であることから、安全資産としての基軸通貨ドルに「有事の買い」が入り、円売り・ドル買いが優勢となった。地政学的リスクの高まりが投資家のリスク回避姿勢を強め、ドル需要を押し上げた格好だ。
日銀の早期利上げ観測が円安を抑制
一方で、市場では「日銀が早期に利上げを実施するとの観測が、過度な円安の進行を食い止めている」との指摘も聞かれた。日銀の金融政策正常化への期待が、投機的な円売りを抑制し、為替相場に一定の下支え効果をもたらしているという。
今後の為替動向については、米イラン交渉の進展や日銀の政策動向に加え、米国の経済指標や金融政策にも注目が集まっている。



