1日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=157円近辺で取引を開始した。政府・日銀が為替介入に踏み切ったとの観測が強まり、円高が進行している。前日には一時160円台後半まで下落したが、片山さつき財務相が過度な変動を是正するための介入を示唆した後、155円台まで急騰する場面が見られた。
市場の焦点は日銀の当座預金増減要因
午後には日銀が当座預金の増減要因を発表する予定だ。もし大幅な減少が確認されれば、前日の急騰が介入によるものであった可能性が高まるため、市場関係者の注目が集まっている。
財務省の三村淳財務官は1日、記者団に対し、為替介入の観測に関して「そうしたことについてコメントするつもりはない」と述べ、介入の有無について明言を避けた。
前日の相場動向
前日の取引では、円が一時1ドル=160円台後半まで下落した後、片山財務相の発言を受けて155円台へ急騰。この急激な変動に市場では介入説が浮上していた。
政府・日銀はこれまでも、投機的な動きに対して断固たる措置を取る姿勢を示しており、今回の動きもその一環と見られている。



