連休明け7日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=156円台前半で取引されている。連休中には円が急騰する場面も見られ、市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が強まっている。
円高ドル安の動き
午前10時現在の円相場は、連休前の1日と比べて27銭の円高・ドル安となり、1ドル=156円34~35銭で推移。ユーロに対しては10銭の円高・ユーロ安で、1ユーロ=183円67~68銭となっている。
日本政府と日銀が円安阻止に向けた為替介入を実施する可能性への警戒感から、円を買い戻す動きが広がった。
連休中の急騰
連休中の6日には、外国為替市場で円が対ドルで急騰。一時1ドル=155円台前半まで上昇し、2月下旬以来約2カ月半ぶりの円高水準を記録した。この動きについて、財務省の三村淳財務官は7日、記者団に対し「特にコメントする必要はない」と述べ、介入の有無については明言を避けた。
また、4日にも短時間で1円以上の円高が進行。市場では、政府と日銀が4月30日に続き、円買い・ドル売りの介入を実施したとの観測が浮上している。
今後の見通し
市場関係者は、政府・日銀の介入姿勢が引き続き円相場の下支え要因となるとみている。一方で、米国の金利動向や中東情勢など外部要因にも左右されるため、予断を許さない状況が続きそうだ。



