気温40度以上は「酷暑日」に正式決定 危険性を直感的に伝える新予報用語
気温40度以上は「酷暑日」に決定 危険イメージしやすく (17.04.2026)

気温40度以上の日が「酷暑日」に正式決定 危険性を直感的に伝える新予報用語

気象庁は4月17日、最高気温が40度以上の日の名称を「酷暑日」と正式に決定し、今後、気象予報用語として使用していくことを発表しました。近年の夏には命に関わるような極端な暑さの日が頻発しており、同庁はこの新たな用語を通じて、危険性をよりイメージしやすくし、効果的な警戒を呼びかけるとともに、地球温暖化への関心を高めていく方針です。

約48万票のアンケートで「酷暑日」が最多得票 専門家の意見も踏まえて決定

気象庁によりますと、今年の2月から3月にかけて、ホームページ上で一般からの意見を募集するアンケートを実施しました。総回答数は約47万8千票に上り、13の候補の中から「酷暑日」が20万2954票を獲得し、最多得票となりました。次点の「超猛暑日」(6万5896票)や「極暑日」(2万5638票)を大きく引き離す結果となりました。

また、気象学などの専門家からも意見を聴取し、「酷暑日」を強く否定する内容はなかったとしています。「超猛暑日」については、「『超』という言葉の響きが軽薄である」との指摘があったほか、民間の日本気象協会が既に40度以上の日を「酷暑日」として使用していることから、「別の言葉だと混乱を招く恐れがある」という見方も考慮されました。

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昨夏は記録的な猛暑 国内最高気温も更新

昨年2023年の夏(6月から8月)の日本の平均気温は、平年を2.36度上回り、1898年の統計開始以降で最高を記録しました。特に、群馬県伊勢崎市では41.8度を観測し、国内の最高気温記録を更新するなど、極端な暑さが続きました。昨年8月には、最高気温40度を観測した名古屋市で、日傘を差して歩く人々の姿が報じられるなど、日常生活にも大きな影響を与えています。

「酷暑日」という新たな用語の導入は、単なる名称変更にとどまらず、気候変動がもたらす深刻なリスクを社会全体で共有し、適切な対策を促す重要な一歩となるでしょう。今後、気象庁はこの用語を活用し、熱中症予防や健康管理への注意喚起を強化していく見込みです。

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