「茨城かるた」で郷土愛育成!元教員団体が全小学校に寄贈、6月に大会も
「茨城かるた」で郷土愛育成!元教員団体が全小学校に寄贈

茨城県内の全44市町村の名所や風物をテーマにした「茨城かるた」が、元教員らで構成される市民団体「トムクック」によって作成され、県内の全小学校、義務教育学校、特別支援学校に寄贈された。代表の久野勝敬さん(72)は「茨城が大好きな子どもを育てたい。その子たちがやがて茨城のために活躍してくれたら」と願いを込める。

かるたの特徴

かるたは読み札と絵札が各48枚で構成され、「沿道も 花びら舞う 利根川桜づつみ」や「なめらかで 香り豊かな 鉾田のメロン」など、各地の名所や特産品、祭りが描かれている。水戸市は3枚、日立市とつくば市は各2枚、その他の市町村は各1枚で構成され、読み札の裏面には英訳も掲載されている。

さらに、空札2枚も含まれており、1枚は校訓、もう1枚は子どもたちに自分たちの校区の自慢を調べて記入してもらうためのものとなっている。

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制作の経緯

トムクックは、ひたちなか市の長堀小学校に2011~13年度ごろに勤務していた久野さん、戸田武志さん、小沼明美さん、前嶋浩子さんの4人で構成される。久野さんが一昨年、水戸市飯富地区の郷土かるたを地元住民と一緒に制作し好評だったことから、全県版のかるた制作に着手した。

読み札の作成には勝田第一中学校(ひたちなか市)、絵札には水戸第二中学校(水戸市)、大子中学校(大子町)、八郷中学校(石岡市)、神栖第二中学校(神栖市)、下館中学校(筑西市)の計6校の生徒が協力。県内企業や団体、個人からの協賛も得て1600セットを制作し、各学校に3セットずつ配布された。

今後の予定

6月21日には水戸市内で小中学生を対象とした「茨城かるた大会」が計画されている。14日には県庁で、県教育委員会の柳橋常喜教育長にかるたが贈呈され、柳橋教育長は「楽しくなるような絵と言葉で、遊びから学びをスタートできる。郷土愛をはぐくんでいきたい」と感謝の意を述べた。

なお、「茨城かるた」は全国の郷土かるたを紹介する群馬大学のサイト「郷土かるたコレクション」で閲覧可能となっている。

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