厚生労働省は4月3日、全国約3千カ所の定点医療機関から報告された新型コロナウイルスの最新感染状況を公表しました。3月23日から29日までの1週間における新規感染者数は合計3629人となり、1機関当たりの平均報告数は0.96人と、1人を下回る結果となりました。
7週連続の減少傾向が継続
前週と比較して0.90倍となり、新型コロナの感染者数は7週連続で減少しています。1機関当たりの報告数が1人未満となったのは、昨年6月以来のことです。このデータは、感染拡大が着実に収束に向かっていることを示唆しています。
都道府県別の感染状況に大きな差
都道府県別で見ると、1機関当たりの感染者数が最も多かったのは岩手県の3.38人でした。次いで沖縄県が2.82人、青森県が2.56人と続き、これらの地域では依然として比較的高い感染水準が確認されています。
一方で、感染者数が少なかった地域としては、鹿児島県の0.18人、福岡県の0.22人、佐賀県と大分県の0.38人などが挙げられます。地域による感染状況のばらつきが明確に表れています。
インフルエンザも同様に減少傾向
同じ期間におけるインフルエンザの新規感染者数は2万4536人で、1機関当たり6.46人でした。前週比0.66倍となり、インフルエンザも7週連続で減少しています。全都道府県で感染者数が減っており、呼吸器系感染症全体として抑制傾向が強まっていることがわかります。
今後の感染動向に注目
厚生労働省は、引き続き感染状況を注視し、必要に応じて対策を講じていく方針です。季節の変わり目であり、気温の変化が体調に影響を与えやすい時期でもあるため、引き続き基本的な感染予防対策の徹底が呼びかけられています。



