愛知県東三河の県立高校ではしか感染が拡大 新たに2人の生徒が陽性確認
愛知県は2026年2月20日、東三河地域にある県立高等学校に通う10代の男子生徒2名が、新たにはしか(麻疹)に感染したことを正式に発表しました。これにより、今月16日以降に同校で確認された感染者数は、合計で10人に達しました。県の保健衛生部門は、はしかウイルスが校内で広範囲に拡散している可能性が高いと見ており、感染経路の特定とさらなる拡大防止に全力を挙げています。
新規感染者の詳細と経緯
県によりますと、新たに感染が判明した生徒のうち、一人は2月12日に発熱や発疹などの症状が現れ、20日に医療機関で検査を受けた結果、はしか陽性と診断されました。この生徒はこれまでに、はしかの予防接種を3回受けており、最近の海外渡航歴もなかったことが確認されています。もう一人の生徒については、県が「人に感染させる恐れのある場所には行っていない」と説明しているものの、現時点では詳細な情報を公表していません。感染拡大の原因を究明するため、県は両生徒の行動履歴や接触者調査を急ピッチで進めています。
校内感染の現状と県の対応
今回の感染拡大は、16日以降に同校で相次いで感染者が報告されたことを受けており、県ははしかウイルスが校内で持続的に伝播していると強く疑っています。はしかは感染力が非常に強く、空気感染も起こり得るため、学校関係者や地域住民の間で不安が広がっています。県の担当者は「生徒や教職員の健康を最優先に、迅速な対応を取っていく」と述べ、以下の対策を実施中です。
- 感染が確認された生徒の自宅待機と健康観察の徹底
- 校内での消毒作業の強化と換気の促進
- 他の生徒や教職員に対する健康調査の実施
- 予防接種の推奨と地域への注意喚起
また、県は保護者や地域住民に向けて、はしかの症状(高熱、咳、発疹など)が現れた場合は速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。今回の事例は、集団生活の場における感染症管理の重要性を改めて浮き彫りにしており、今後の動向が注目されます。



