埼玉県三郷市役所で14日、夏の厳しい暑さを和らげる「緑のカーテン」を設置するため、ゴーヤーの苗植えが行われた。市職員らがスコップを使い、市役所南側の窓沿いに50本の苗を丁寧に植え付けた。
この取り組みは、市が地球温暖化対策の一環として2008年から続けている恒例行事だ。今年は市環境保全協力会からゴーヤーの苗700本が寄贈された。残りの650本は市内の小中学校で活用される予定で、子どもたちにも環境意識を高める機会となる。
市のこれまでの検証によると、緑のカーテンには顕著な冷却効果がある。昨年までのデータでは、建物の表面温度で10度以上、室内の温度でも2~3度の低減が確認されている。これによりエアコンの使用を抑え、節電にも貢献する。
市の担当者は「暑い夏を少しでも快適に過ごせるとともに、節電などの取り組みにもつなげていきたい」と話している。市は公共施設や保育園でも同様の緑のカーテンを設置するほか、企業や市民にも参加を呼びかけている。秋には優れた取り組みを表彰するコンテストも実施する予定だ。



