愛知県半田市と豊明市、小学校の「早朝預かり」を試行開始
愛知県半田市と同県豊明市は、小学校の始業前に児童の居場所を設ける「早朝預かり」を試行することを決定しました。この取り組みは、共働き世帯や早朝から仕事を始める保護者を支援することを目的としており、地域の子育て環境の整備に新たな一歩を踏み出します。
半田市の具体的な実施計画
半田市は、新学期の9日からモデル校としてさくら小学校で「早朝預かり」を開始します。実施時間は午前7時から8時までで、校舎内にある生涯学習施設の会議室を利用します。児童は自習や読書をして過ごし、シルバー人材センターが派遣する2名のスタッフが見守りを行います。利用は無料で、事前登録制となっています。
市はこの実証結果を基に、来年度には5校に拡大し、さらに翌年度には市内全13校に広げる計画を立てています。これにより、より多くの家庭が安心して利用できる環境を整備する方針です。
豊明市の準備状況と今後の展開
一方、豊明市では今月、保護者が学校との連絡用eメッセージに登録した後、需要調査のアンケートを実施します。その結果を分析し、モデル校を1校選定した上で、早ければ1学期中に「早朝預かり」を開始する予定です。市は見守り要員の人件費を予算に計上しており、円滑な運営を目指しています。
この取り組みは、児童の安全確保と学習環境の提供を両立させながら、保護者の就労支援を強化するものです。両市とも、地域の実情に合わせた柔軟な対応を模索しており、今後の展開が注目されます。



