74歳寮母の温かな手作り料理が学生の胃袋を満たす 会津若松の下宿施設
74歳寮母の手作り料理が学生を支える 会津若松の下宿 (03.03.2026)

74歳寮母の温かな手作り料理が学生の胃袋を満たす 会津若松の下宿施設

会津若松市の下宿施設「第二竹田荘」では、毎日のように温かな手作りメニューが食卓に並びます。寮母を務める竹田陽子さん(74歳)が調理したパスタや焼きおにぎり、サラダなどが、入居している会津大学の学生たちの胃袋を満たしているのです。竹田さんは平日の朝食と夕食、さらに土曜日の昼食も準備し、学生らの健康と栄養をしっかりとサポートしています。

豊富な調理経験を生かした健康志向の食事

竹田さんが寮母として働き始めたのは約2年前ですが、その調理経験は非常に豊富です。元々は同市の中心部で喫茶店や飲食店を36年間にわたり経営し、自ら調理も担当していた経験があります。「冷蔵庫の中にメニューが詰まっている」と話すように、残っている食材を上手に活用して、学生たちの食事を作り上げています。

既製品をそのまま出すことは一切ありません。健康に良い食材を選び、必ずアレンジを加えた手作り料理を心がけています。「体は資本だから、下宿生活を楽しんで健康に卒業してほしい」という思いが、調理場で毎日軽快に動く原動力となっています。また、体調を崩した入居者がいれば、病院に付き添うなどして支えるなど、細やかな気配りも欠かしません。

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入居者を孫のように見守る温かな絆

年度末は卒業シーズンと重なり、入居者の入れ替え時期でもあります。竹田さんは絆を強めた入居者を送り出す一方で、新たな出会いを待ち遠しく思っています。現在、施設では大学生に加え、高校生や社会人も受け入れており、多様な入居者に対応しています。

「自分の息子を預けても、親御さんが『心配ない』と思ってもらえるよう取り組んでいる。優しさは後に分かってくれると思う。入居している人たちは、孫みたいな存在だからね」と、竹田さんは笑顔で語ります。この温かな人間関係が、施設の魅力の一つとなっています。

施設の詳細と問い合わせ先

第二竹田荘は全部で13室あり、食事付きの入居料は1カ月7万5000円です。問い合わせは事務室(電話0242・24・3649)または竹田さん本人(電話080・4159・4918)まで可能です。この施設は、地域に根ざした温かい支援の場として、学生や若者たちの生活を支え続けています。

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