千葉市は2日、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地である「ZOZOマリンスタジアム」(千葉市美浜区)について、現在地から約1キロ北へ移転し、ドーム(屋内)型の新スタジアムを整備する方針を正式に発表した。目標とする開業時期は2034年頃で、実現すればプロ野球のドーム球場は7か所目となる。
老朽化と暑さ対策が転機に
現スタジアムは完成から約35年が経過し、老朽化が進んでいる。市は2025年5月に移転建て替えを発表したが、当初は屋根のない屋外型を計画していた。しかし、夏場の暑さ対策などを理由に市民からドーム化を求める声が相次ぎ、同年11月に球団と検討することを明らかにしていた。
基本計画策定へ協定締結
千葉市と千葉ロッテ、事業協力者のイオンモール(千葉市)は同日、スタジアムや周辺地域の整備、費用負担などに関する基本計画を策定するための協定を締結した。今後、計画の内容を詳細に検討し、2027年3月頃に事業実施の可否を判断する予定。
新スタジアムのメリット
ドーム化により、天候に左右されない安定した試合運営が可能となるほか、暑さや雨天時の観戦環境が大幅に改善される。また、周辺地域の整備も含めた総合的な開発が期待され、千葉市の活性化につながると見込まれている。
新スタジアムの設計や具体的な規模、総工費などは今後の検討課題となる。千葉市と球団は、ファンや地域住民の意見も取り入れながら、計画を進めていく方針だ。



