札幌・大通駅で異臭騒ぎ、YOSAKOI開催中に一時騒然
2026年6月11日午後3時半ごろ、札幌市中央区の札幌市営地下鉄大通駅構内で、通行人がむせるような症状を訴える異臭騒ぎが発生した。駅員が119番通報し、消防車約30台が出動する事態となったが、ほかに目立った被害は確認されなかった。
消防によると、現場付近を確認した駅員が「コショウのような臭いを感じた」と話している。これまでに周辺から有害な物質は確認されておらず、警察が原因を調べている。
現場は、多くの人が利用する地下歩行空間「チ・カ・ホ」と直結しており、一時通行が規制された。付近の大通公園ではYOSAKOIソーラン祭りが開催されており、周囲は一時騒然とした。祭り参加者や観光客らが多く集まる中での出来事で、安全確認が急がれた。
札幌市消防局によると、出動した消防隊が現場周辺の空気を測定した結果、有毒ガスや可燃性ガスは検出されなかった。また、異臭を訴えた通行人に健康被害はなく、搬送も行われていない。現在、警察が異臭の発生源を特定するため、駅構内の監視カメラの解析や関係者への聞き取りを進めている。
大通駅は札幌市営地下鉄南北線と東西線が交差する主要駅で、日常的に多くの利用客でにぎわう。異臭騒ぎの影響で、一時的に駅構内の一部が封鎖され、電車の運行にも若干の遅れが出たが、午後5時ごろには通常通りに戻った。YOSAKOIソーラン祭りは予定通り続行され、大きな混乱は避けられた。
この騒ぎを受け、札幌市は地下街や駅構内での安全対策を強化する方針を示している。市民からは「早期に原因を解明してほしい」との声が上がっている。



