川崎・JFEスチール東日本で足場崩落事故 強風で砂ぼこり舞い上がり空が黒くかすむ
川崎・JFEスチール東日本で足場崩落 強風で砂ぼこり舞う

川崎・JFEスチール東日本で足場崩落事故 強風で砂ぼこり舞い上がり空が黒くかすむ

2026年4月7日、神奈川県川崎市川崎区扇島のJFEスチール東日本製鉄所敷地内で、作業現場の足場が崩落する事故が発生した。複数の作業員が巻き込まれ、緊急車両や巡視艇が現場に集結し、騒然とした状況となった。

目撃者が語る「空が黒くかすむぐらい」の光景

事故当時、海を挟んで約650メートル対岸の東扇島西公園にいた目撃者たちは、強風の中で異変を目撃した。神奈川県綾瀬市の主婦(32)は、「何かが落ち、空が黒くかすむぐらい砂ぼこりが大量に吹いていた。すごかった」と振り返る。また、東京都足立区の男性(40)は、「白煙が上がっているのが見えた。当時はすさまじい強風が吹いていて、煙が風に乗ってこちらまで吹いてきた」と証言した。

現場は、高さ約40メートルの足場が倒壊し、周辺には赤色灯をつけた多数の緊急車両が集まった。海上では巡視艇が行き交い、事故の規模の大きさを物語っていた。

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事故現場の背景と事業内容

事故が起きたのは、JFEスチール東日本製鉄所京浜地区の高炉が2023年9月に休止した跡地である。現在、同敷地内では施設の解体作業が進められており、水素供給拠点などへの転換プロジェクトが進行中だ。事故発生場所は、製鉄所で使用する鉄鉱石などを荷揚げしていた原料ヤードがあった岸壁付近とされる。

JFEスチール広報室の担当者は、「当社敷地内で解体作業中に事故が起きたと把握しているが、情報を確認している」とコメント。また、元請けとして設備の解体作業を発注された東京都内の建設企業の担当者は、「4名が病院に搬送されたとの連絡が入っており、当社社員も駆けつけている」と述べた。

安全対策と今後の対応

現場は一般車の立ち入りが制限されており、事故の詳細な原因や被害状況については、現在調査が進められている。強風が吹く中での作業環境が、事故にどのように影響したかも焦点となる。

この事故は、大規模な工業施設における安全管理の重要性を改めて浮き彫りにした。関係当局は、再発防止策の検討を急ぐとともに、負傷した作業員の回復を願っている。

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