東京スカイツリーでエレベーター閉じ込め事故、原因はケーブル巻き込みと判明
スカイツリー閉じ込め事故、原因はケーブル巻き込み

東京スカイツリーでエレベーター閉じ込め事故、原因はケーブル巻き込みと判明

東京都墨田区の東京スカイツリー(高さ634メートル)で発生したエレベーター閉じ込め事故を巡り、運営会社の東武タワースカイツリーは2月25日、事故原因が電力や信号を送るケーブルの滑車への巻き込みによる破損であったと正式に発表しました。この事故では、乗客20人が5時間半以上にわたり閉じ込められる事態となり、大きな注目を集めていました。

ケーブルの詳細と事故のメカニズム

同社によると、問題となったケーブルはエレベーターのかごと制御盤を接続するもので、長さ200メートル、幅13センチ、厚さ2センチというサイズを有しています。事故が発生したエレベーターでは、このケーブルが滑車に巻き込まれた結果、内部の電線が破損し、2基のエレベーターの制御盤でヒューズが切れて停止しました。さらに、ケーブルの損傷により、エレベーター内のインターホンも使用不能となる深刻な状況が生じました。

巻き込みが起こった背景には、風の強さや向き、ケーブルのねじれ具合といった複数の条件が重なったことが指摘されています。同社は、地上から展望台へ客を運ぶ4基のエレベーターのうち、ケーブルが破損した1基を除く3基について点検を実施し、異常がないことを確認しました。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

対策と営業再開の見通し

事故を受けて、東武タワースカイツリーは以下の対策を講じることを決定しました:

  • 滑車に巻き込みを防ぐためのカバーを取り付ける
  • 訓練などの頻度を向上させ、安全性を強化する

これらの措置により、同社は2月26日朝からツリー展望台の営業を再開する方針を明らかにしています。会見で同社の村山隆史・取締役電波塔事業本部長は、「多くの客に心労、心配をかけたことを深くお詫び申し上げます。原因が特定され、対策を実施したことで、再発防止に努めます」と謝罪の意を表明しました。

今回の事故は、高層建築物におけるエレベーターの安全管理の重要性を改めて浮き彫りにする出来事となりました。運営会社は今後の対応に注目が集まっています。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ