千葉県警は5月31日、4月に導入された自転車の交通反則通告制度(青切符)の効果が早くも現れていると発表した。4月の検挙件数と警告件数が前年同月比で減少し、自転車関連の事故件数も減少した。県警の鏑木秀樹交通部長は「安全運転への意識が高まった可能性がある」と分析している。
検挙・警告件数の減少
4月の検挙件数は92件で、前年同月の236件から144件減少した。このうち青切符は61件で、赤切符(酒酔い・酒気帯び)は31件だった。青切符の内訳では、一時不停止が42件で最多、次いで携帯電話使用等が9件、遮断踏切立ち入りが4件となった。
警告件数は3851件で、前年同月の5448件から1597件減少した。警告の内訳では、通行区分違反が1576件で最多。その内訳は歩道通行が799件、道路の右側通行が777件。次いで一時不停止が601件、携帯電話使用等が204件、信号無視が120件と続いた。
事故件数も減少
4月中の自転車事故の発生件数は184件で、前年同月の250件から66件減少した。死者数は3人減りゼロ、負傷者数は57人減の186人となった。事故の約9割は自転車と車の接触事故で、約7割が交差点付近で発生している。
今後の見通し
県警は、青切符導入による抑止効果が事故減少につながったとみており、今後も啓発活動や取り締まりを継続する方針。鏑木交通部長は「自転車利用者の安全意識がさらに高まるよう、引き続き対策を進めたい」と述べた。



