陸上自衛隊第1空挺団、降下訓練中にパラシュート紛失 原因は高度設定ミス
陸自空挺団、パラシュート紛失 原因は高度設定ミス

陸上自衛隊第1空挺団(千葉県)が今年4月、鹿児島県・喜界島で実施した降下訓練中に、切り離したパラシュートなどを一時的に紛失した事案について、同団は予備のパラシュートを開く高度の設定を誤ったことが原因だったと明らかにしました。

訓練の経緯と原因

訓練は4月18日に行われました。隊員2人が輸送ヘリ「CH47」から降下した際、メインのパラシュートと同時に予備のパラシュートも開いてしまいました。二つのパラシュートが絡まるのを防ぐため、隊員はメインのパラシュートを切り離しましたが、そのパラシュートが風に流され、一部の部品の行方が一時不明となりました。いずれも同日中に島内で回収され、けが人や物的被害はありませんでした。

パラシュートが同時に開いた原因について、同団は予備のパラシュートを自動で開く装置の高度設定を、誤って高く設定していたためと説明しています。この設定ミスにより、予備パラシュートが意図せず早期に展開されたとみられます。

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再発防止策

1日に報告を受けた鹿児島県は、再発防止策の徹底などについて口頭で要請しました。同団は今後、装置の設定手順を再確認し、訓練前の点検を強化する方針です。

この事案は、自衛隊の訓練における安全管理の重要性を改めて示すものとなりました。関係機関は再発防止に全力を挙げるとしています。

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