23日午前、東京都心で震度6弱を観測する地震が発生した。気象庁によると、震源地は東京湾(北緯35.5度、東経139.8度)で、震源の深さは約80キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.8と推定される。この地震による津波の心配はないという。
各地の震度
震度6弱を観測したのは東京都千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区などの都心部。震度5強を東京都江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区などで観測。埼玉県南部、千葉県北西部、神奈川県東部でも震度5弱を記録した。関東地方全域で震度4以上の揺れを観測している。
交通機関への影響
地震の影響で、JR東日本は山手線、京浜東北線、中央線、総武線など首都圏の在来線全線で一時運転を見合わせた。点検の結果、安全が確認された路線から順次運転を再開しているが、一部区間で遅れが生じている。東京メトロも全線で一時運転を見合わせ、その後順次再開したが、ダイヤに乱れが出ている。
東海道新幹線は東京駅と新大阪駅の間で一時運転を見合わせたが、約30分後に再開。東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線も一時運転を見合わせたが、点検後再開している。航空便への大きな影響は報告されていない。
ライフラインと被害状況
東京電力によると、都内で約1万2千戸が一時停電したが、復旧作業が進められている。ガスや水道への影響は確認されていない。消防庁によると、現時点で大きな建物被害や負傷者の報告はないが、都内の一部でエレベーターの停止や壁のひび割れなどの被害が確認されている。
気象庁は、今後1週間程度は同程度の地震に注意するよう呼びかけている。また、地震による地盤の緩みやがけ崩れなどの二次災害にも警戒が必要としている。



