自転車の交通違反に導入された交通反則通告制度(青切符)について、制度開始から1カ月間の東京都内での交付件数が501件に上ることが、警視庁の発表で明らかになった。年代別では40代が最も多く、違反の種類では「指定場所一時不停止」が半数を占めた。
年代別と違反の内訳
警視庁交通執行課によると、4月1日から30日までの期間中、青切符の交付件数は501件。年代別では、40代が102件で最多、次いで50代が98件、30代が75件と続く。20代は65件、10代は27件だった。
違反の種類別では、「止まれ」の標識がある場所で一時停止しない違反が全体の50%を占め、信号無視が26%で続いた。スマートフォンなどを手に持って使用する「ながら運転」は全国では33%だったが、都内では1%(6件)にとどまった。
青切符と赤切符の検挙状況
青切符は比較的軽微な交通違反に対し、反則金を納めれば刑事罰が科されない行政手続きだ。刑事手続きの対象となる赤切符による検挙は、青切符導入前の昨年4月に416件だったが、今年4月は赤切符が66件、青切符が501件で、合わせた検挙件数は前年同月比で36%増加した。
また、青切符を交付せずに注意にとどめる指導警告は、4月の1カ月間で2万4542件(前年同期比2767件増)に達した。警視庁は、自転車利用者の交通ルール遵守意識向上を図るため、今後も取り締まりを継続する方針だ。



