在日米海軍は2026年4月30日、原子力空母ジョージ・ワシントンの艦載機として山口県の米軍岩国基地に配備されている戦闘攻撃機などが、5月7日から17日にかけて東京都小笠原諸島の硫黄島で陸上離着陸訓練(FCLP)を実施すると発表した。
訓練の背景と代替基地
悪天候などの場合、訓練は岩国基地のほか、青森県の三沢基地、東京都の横田基地、神奈川県の厚木基地で代替実施される。防衛省によると、訓練期間は5月12日から17日までとされている。
昨年の騒音被害と地元の反応
米軍は昨年9月、硫黄島の火山活動を理由に、岩国基地では2000年以来となるFCLPを実施。この際、大きな騒音が発生し、岩国市には1000件を超える苦情が寄せられた。岩国市は一貫して岩国基地でのFCLPを容認しない立場を取っており、福田良彦市長は今年4月、小泉進次郎防衛相に対して二度と実施しないよう要請した。
今回の硫黄島での訓練実施により、地元住民の間では再び騒音問題が懸念されている。防衛省は住民への影響を最小限に抑えるよう米軍側に要請しているが、具体的な対策は示されていない。



