ソフトバンクホークスの上沢直之投手が30日、出場選手登録日数が通算9年に達し、海外フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしたことが明らかになった。みずほペイペイドームで行われた取材対応で、上沢は「長くやってきた証しなので、すごくうれしい。取って何か変わるわけではないが、一試合一試合悔いのない投球ができたらいい」と、節目の権利獲得に喜びと冷静な決意を語った。
プロ野球キャリアの歩み
上沢は千葉県の専大松戸高校から2012年に日本ハムファイターズに入団。その後、ポスティングシステムを利用して2024年に米国メジャーリーグに挑戦し、2試合に登板した。2025年にはソフトバンクに加入し、自己最多に並ぶ12勝を挙げる活躍を見せた。今季は4年契約の2年目を迎え、開幕投手も務めるなど、チームの中心投手としての地位を確立している。
海外FA権の意義
海外FA権は、日本野球機構(NPB)の選手が海外球団と自由に契約交渉できる権利であり、長年の実績が認められた証とされる。上沢はこの権利を取得したことで、将来的に再びメジャーリーグ挑戦の可能性も視野に入るが、現時点ではソフトバンクでの活躍に集中する姿勢を示している。
- 2012年:日本ハム入団
- 2024年:ポスティングでメジャー挑戦
- 2025年:ソフトバンク加入、12勝
- 2026年:開幕投手、海外FA権取得
上沢は今季もチームの先発ローテーションを支え、安定した投球を続けている。権利取得後も変わらぬ姿勢で臨むとし、ファンからの期待も高まっている。



